突然ですが
このサイトが一周年しました。(忘れていた)
ワァ~イ!!ドンドンパフパフ!!
なんとか続いててよかったです!
ブログ三つくらい書いて飽きるかと思いましたが、なんだかんだ月1くらいでは書けていてよかった…。
サイトはいいぞ。
最近シッブが何かとお騒がせ案件があって、やんわりと原点回帰な空気がありますしね。
ここは主にオフライン告知とつらつらブログしか見るもの無いですけど…。ウッ!
一応絵は更新してたりしなかったりしてるのでね!テヘッ!
Twitterが一番早いのはまあ自宅だから…ここ実家だから…。
これからものんびりやりますが、日参なんて全然言わないので、たま~~~にのぞきに来てくださいね!
よろしくお願いします!
さて本題
超久々のかたよろです。
今回はありがたいことに完売した拙著「瞼の裏、舌の先」について
語ってもよろしいですかな?
※注意※
延々と自分が過去に出した本の話をしています。
自己満の極地です。
めちゃくちゃネタバレしています。
話を知っている前提で書いているので、ぜひ拙著読後推奨。
言い訳と自分の振り返りと備忘録です。
まずは表紙とタイトル
この話、己の妄想の中ではかなりお気に入りの話だったりします。
構成とかコマ割りとか、なかなか満足している本。
初めてキスシーンも入れたしね!(入れたかっただけ)
表紙、たしかこれも締め切りぎりぎりの極限状態で描いてた気がします。
まじでクソ寝ぼけてる時にね、絵は描いちゃいかんですよ。
きたろさんの指がなんか角度がアレでぶりっこポーズになっていたのにも気がつかず…。
いや本当はシーッてしてる感じにしたかったんですネ…どうしてこうなった。
なんとなく薄い本のタイトルとかは「名は体を表す」とか言いますし、そんな感じがいいかなと思っていたので、表紙とタイトルで内容がわかるように努力しました。
努力は、しました(必死)
「瞼の裏」
→目をつぶらないと瞼の裏は見えないですよね。
現実を見ていません。イメージの世界です。
「舌の先」
→舌先三寸から
…「口先だけでうまく相手をあしらうこと。また、その言葉」
(デジタル大辞林からの引用)
ということで、嘘ってことです。
こんな感じですね。わかったかな~~~????(わからなくて大丈夫です)
そんで表紙で番長は寝ていて、きたろさんは起きてます。
きたろさんが持ってる黒い目隠し、自分にも番長にもかかって、お互い目隠ししてたけど、それを外しました。的な 的な~?
という感じの話です。(終了)
中身あれこれ
一応大学生パロ…のはずなんですが、オチとしてはパロでも何でもなかったですね!
二人の通学路や学生生活の舞台は一応イメージ元の場所があります。
とぼとぼ歩きながら、ああ~ここ二人が通ってたら最高だな~と夢モブしながら妄想してます。
この頃パーティメンバーの大学進学したらどの学部行くのか妄想にハマっていました。ペーパーにも少し描いたんですが
番長:政治学部1年(大学の看板学部、偏差値が高い)
キタロー:文学部3年(ゆるい学部、まあまあ偏差値が高い)
陽介:社会学か商学部(ウェイなノリが強い学部)
美鶴:KO大学経済学部(もはやこれしかない)
ってな感じです。他のキャラもあったんですが完全に忘れました。
メモどこいった。ほーらすぐ書かないからこうなる…。
思い出したら書き直しておきますね!
ご飯食べてたり食べ終わったりしてるのも描けて結構たのしかった思い出。
ご飯はセッ…の暗喩ってどっかで聞いたことありますが、いやそんなそんな~~(目そらし)
実際事後(…)を描いてしまったのでね…全年齢です!!!
セーフです!!!
二人アパートにシェアハウス最高なんじゃ~。
設定とかね
この話の番長は結局はキタローの願望、鏡みたいな他者として、自立した存在という設定です。
コピー番長といった感じ。
要はラスボス後の綾時が言っていた「君たちの本当の日常」の延長線で、キタローが過ごせなかった番キタ時空の理想郷を、キタローが丸々作ってしまった世界ってなわけです。
といっても全てではなくてベースは現実世界からなんですが、肝心な所が都合よく歪めさせてる世界と言ってもいいかな…?
なのでコピー番長は時々記憶の錯誤が起きて、現実の出来事とか過去の流れとねじれた感覚を覚えてしまいます。
そこをキタローがそっと助言してコピー番長の記憶を正してあげてるんですが、最初はよかったんですがだんだん罪悪感にまみれてしまったようですね。
いつかは夢から覚めないといけないと自覚していたきたろさん。
でもその夢を見ているきたろも、実は本体である封印タローが夢として見てる存在だった、というのが最大のオチでした~~~!!!!
つまり二重夢オチ。わかりにくいな。
封印タロー(本人・現実)
↓
封印タローが「夢を見ているキタロー」を作る
↓
「夢を見ているキタロー」が作り上げた番長との世界(←番キタ時空!)
ちなみにですが、このSF構造は小林泰三の「友達」オマージュです。
花びらに砕ける身体は性癖。ここもがんばって描いたなあ(しみじみ)
キタローの夢の夢なので、コピー番長は番長本人とは無関係です。
一個体として存在しているため、消滅後はいつも通り集合的無意識に還ります。
が、きっとなんらかの影響が本体番長にあるといいな!という気持ちをこめて最後を描きました。
拙著「Mirage of Sands」の前日譚になったらな~なんて、描き終わってから思いました。
考察とか
ラストは考察のターンでした。
キタローは神に選ばれたワイルド、神に愛された人間だった案件について。
キリスト教の「契約」って「信仰の約束」らしいんですよ。
キタローがOPの時にしたワイルドとしての契約が
神との契約(=約束。人の原罪から助けてやるからワイおることを忘れるなよ!大好きだから!by神)って意味だったらなって!
創造神から生まれた死の概念の神が「ニュクス」としよう。
ニュクス=ファルロスから契約をもらうことが、キタローのターニングポイントだったのかなと。
その約束ってのは、どんな結末も受け入れることであって、
無事約束を守れた暁に神はキタローの罪(この場合なんだろうな、原罪?死に無頓着?みたいな?)を許して、
全人類の罪(死の欲求)を背負える「奇跡」を起こせるメシアになったとか萌えません?
(あれっこの場合の原罪が知恵からの「死の欲求」で、キタローはそれがなかったとしたら(理っぽいな?)
原罪がないイエスじゃないですかーーーナハハハ!)
まさに神の子、神が破滅へ向かう人間を救うためにもたらしたメサイア。
生まれながらではなく、後天的に神の力をもらった感じですかね。
ニュクスっていう神は死をもたらすけど、もしニュクスが人格神だったら人間を救いたいとかちょっぴり思ってたかもしれないですよね。
そのために選ばれたのがキタローだった、とかでもいいですよね。
破滅をもたらしてしまうけど、人類を愛している神は救いたくもあって。
矛盾してるから助けてくれ~ってか?(雑)
てなわけで、キタローは神と契約して、無事その契約を遂行。
キタローの人生が神に受け入れられた結果、キタローの罪は赦され奇跡を代行することになった。と?
でも綾時(=ニュクス)はそれが人柱であることがわかってるから、創造主である神に勘弁してくれ~って祈りたくなっちまったんですな。
生贄=キリスト だし(ゲス顔)
宗教方面からのキタロー考察でした!
※聞きかじりの宗教知識と妄想混ぜ合わせなのでね!ゴミンニ!
仮面と内面化の話
キタローは我々とは違う一歩進んだ高次の存在へと「進化」してしまった存在だと私は思ってます。
仮面という心の鎧を纏って自分を守るのも必要だけど、外界のあらゆるものを受け入れて、世界を守り愛するには、まず自らの武装を解く必要があったのかなと思ってます。
キタローはたくさんの仮面を知り得たことで、逆に覆い隠していない、覆い隠す必要がないまっさらな自分になれたんじゃないかなあなんて。
つまりコミュを極めて自分のペルソナを最大限に極めた結果、仮面の鎧も全部が完全に自分の内的世界へ、内面化された結果、
全部の仮面が全部の「自分」になったってことじゃないかな~って妄想です。
己の力としてあらゆる仮面を自分の内に備えてるから、何にでも立ち向かえるし、何に対しても打ち負かされない。
そんな強さを持った高次の存在に変わり得たのだった…。
という妄想を2015年にTwitterでしていました。(事後報告)
精神分析方面からのキタロー考察でした。
※聞きかじりのry
ネタとして引っ張ってきました…入れられてよかった…。
考えたことはなるべく形にしたいんです!
忘れちゃうから!!
どうでもいいですがアルカナの仮面全種描くのにめちゃくちゃ時間がかかりました。
こんなもんかの
お疲れ様でした。
妄想と理想と考察が入り交じった大変愉快な話だったということが
お分かりいただけましたでしょうか(?)
いちゃいちゃができない病なので不穏な話に混ぜ込んでCPを仲良くさせていきたいですね!
これからもこんな感じでがんばっていきたい…!!!
あっ今回からブログの最後に拍手ボタン付けてみました!
よくわかりませんがカウンターが仕事しているのか微妙なので、
人が来ているのか不安になっています(構ってほしい)
いいねとかではなく「読んだわ」程度に押してもらえると私のモチベがあがりますので、気楽に押してやってください!!
今回もかたよろ、お付き合いありがとうございました~~!!
ではまた!!!!!